「アニメは作品として没入できるストーリー・世界観でありながら、ヤンマーが描く未来とも重なり合わせることができるメディアです。人と機械の関わり合い、人と自然との共生、そして主人公が自分の可能性を信じてチャレンジし成長していくストーリーは、ヤンマーの価値観である「HANASAKA」や、原動力となる「ワクワク」と根底で共通していくものです。フィクションであるアニメの世界と、我々が存在する現実世界が、お互いに影響を及ぼしながら一つの世界観を作っていく。そんな挑戦を日本が誇るアニメで実現したいと考えています。
当社の「ワクワク」が起点となりアニメを見た皆さんに共感が生まれ、より豊かな社会の実現に向けた力強い一歩のきっかけになることができれば嬉しく思います。」
私は音楽家ですが、アニメの原作を手がけるクリエイターでもあります。そんな私ですから、ヤンマーさんの〈“未来への希望”を願う気持ちをアニメーションに込めて世界に届けよう〉という想いに、深い感銘を受けました。建設機械や農耕機械を扱う会社がロボット・アニメ制作に至る過程も発明的かつチャレンジ精神に溢れたもので、「自分に協力できることがあれば」と今回オファーをお受けすることにしました。
『未ル わたしのみらい』で描かれる世界観をどのように音楽で表現するか、そしてV.W.Pのみなさんを愛する若者世代にどんな音楽を届けるべきか、自分なりの答えを1曲に込めたつもりです。作詞家Hibikiは、今の若者世代が悩み葛藤する状況を矮小化せず、宇宙規模で起こっていることと捉えながら、同時に日常の問題としても描き出せるよう、一言一言を紡いでいます。本作品が世界中の人々の救いとなることを心から願っています。
『未ル わたしのみらい』は、現代を生き未来を作っていく若者世代に向けて制作された、とても創造的かつ現実的な課題を投げかける〈新しい時代の神話〉のような作品だと思っています。
この素晴らしい作品の主題歌を担当することはプレッシャーでもありましたが、Elements Gardenの上松範康さんや竹田祐介さんと共に主題歌制作で携わることが出来たこと、そして大好きなV.W.Pのみなさんとご一緒できたことを光栄に感じています。ぜひ「愛詩」と共に作品をお楽しみください。
バタフライエフェクト、正に小さなスペースデブリの暴走の連鎖によりヨシムラの娘=若き女性宇宙パイロットの命が奪われてしまった…民間のスペースデブリ回収会社のパイロット「ヨシムラ」の親としての生き様を描く物語です。
10年前に事故で娘を失ったヨシムラの元に、若い女性飛行士がバディとして赴任してきたところから全てが始まり、彼らの間に生まれるわだかまりが思いもよらぬ事故を引き起こす。新たな悲劇を回避するため格闘する姿をフルCGでリアルに描く作品を楽しんでください。
テキスト
テキスト
思えばアニメ放送の少ない地方で育った私にとって、「ヤン坊、マー坊、天気予報」で始まるあの番組は、幼い頃楽しませてもらった貴重なアニメ作品の一つだったように思います。
本作は、幼い頃の憧れを追いかけ続ける青年の物語です。
彼の物語もまた、未来の誰かにとっての小さな蝶の羽ばたきになれば…とささやかに願っています。
自分は一体何者なのか?何を成す為この時代に訪れたのか?
ロボットMIRUとピアニストの少女との出会いが、MIRUの運命を大きく変える…
エピソード0の様なイメージで演出した少し風変わりな物語をぜひご覧ください。
こうしたら素敵だ、こうしたらかっこいいなどとスタッフが言葉を交わしつつの、よくある映像制作の日々の一端。
一方でわたしはそれを客観視しながら、全く素敵とは程遠い絶望的な未来のお話を作っているんだけどなと、そんな不均衡がもたらす怪しい満足感にほっこりしているところです。
完成が楽しみです。
『未ル わたしのみらい』Episode 926『待ってて、今行く』のディレクターを担当しました仲敷です。
シリーズ最終話のこの話は、元気な少女アイルと謎の犬型ロボット・ポチマルが織りなす“始まりの物語”です。
お花畑の未来を目指して進む二人の姿が、少しでも心に残れば嬉しいです!
「これからの次世代を担う若者たちと、未来にワクワクできる機会を一緒に創り出していきたい」——そんなヤンマーさんの熱い想いを受けて、今回「Find A Way」の制作に挑ませていただきました。この楽曲は、アニメと現実の世界をシンクロさせる『未ル わたしのみらい』のエンディングテーマであり、また、幼い頃に大阪で聴きながら育った「ヤン坊マー坊の歌」を新たな形で生まれ変わらせるという壮大な挑戦でもあります。そんなプロジェクトにミュージシャンとして関わることができ、とても光栄に思います。
仲間とともに力を合わせることで、一人では見えない可能性や、新しい道が切り開ける。
僕はソロアーティストなので、バンドや仲間とワイワイやりながら活動している若い子たちを見ると、羨ましく思うことがあります。でも、僕自身もソロアーティストとはいえ、ステージを作り上げる上では、マネージャーをはじめ、他の演者の皆さんや舞台監督さんなど、多くの方々に支えられながらライブを創り上げています。やはり、一人ではできないことも、チームや仲間とならやり遂げることができるし、より大きなことを成し遂げられる。そして、自分たちの活動が未来に貢献していく——そのために挑戦し続けていれば、人は咲き続けられると信じています。アニメの登場人物たちが葛藤しながらも仲間と出会い、助け合い、未来に向かっていく姿は、この楽曲のコアな部分と深くシンクロしています。この作品を手に取ってくれた皆さんにとって、未来へと新たな一歩を踏み出すきっかけになれば、作り手としてこれ以上の幸せはありません。
総合プロデュース : 植田益朗
「えーっ、ヤンマーがアニメを作る!?」まさにハンマーで頭を叩かれたような、衝撃を受けた。それもロボットアニメ!?いや、その上兵器も持ってない?武器を持たないロボットが!?
『機動戦士ガンダム』でアニメ人生をスタートし、まさかこの歳でまたロボットアニメを作ることになるなんて。
しかし、話しを聞くとあまりにもチャレンジングに取り組む姿勢、メンバーのやる気に、これは結構面白いことになるかと、今はかなりのめり込んでいる。
アニメ人生Last shootingになるかもしれない、このプロジェクトに参加している、花咲(HANASAKA)な自分をこの上なく幸せに感じております。