「アニメは作品として没入できるストーリー・世界観でありながら、ヤンマーが描く未来とも重なり合わせることができるメディアです。人と機械の関わり合い、人と自然との共生、そして主人公が自分の可能性を信じてチャレンジし成長していくストーリーは、ヤンマーの価値観である「HANASAKA」や、原動力となる「ワクワク」と根底で共通していくものです。フィクションであるアニメの世界と、我々が存在する現実世界が、お互いに影響を及ぼしながら一つの世界観を作っていく。そんな挑戦を日本が誇るアニメで実現したいと考えています。
当社の「ワクワク」が起点となりアニメを見た皆さんに共感が生まれ、より豊かな社会の実現に向けた力強い一歩のきっかけになることができれば嬉しく思います。」
私は音楽家ですが、アニメの原作を手がけるクリエイターでもあります。そんな私ですから、ヤンマーさんの〈“未来への希望”を願う気持ちをアニメーションに込めて世界に届けよう〉という想いに、深い感銘を受けました。建設機械や農耕機械を扱う会社がロボット・アニメ制作に至る過程も発明的かつチャレンジ精神に溢れたもので、「自分に協力できることがあれば」と今回オファーをお受けすることにしました。
『未ル わたしのみらい』で描かれる世界観をどのように音楽で表現するか、そしてV.W.Pのみなさんを愛する若者世代にどんな音楽を届けるべきか、自分なりの答えを1曲に込めたつもりです。作詞家Hibikiは、今の若者世代が悩み葛藤する状況を矮小化せず、宇宙規模で起こっていることと捉えながら、同時に日常の問題としても描き出せるよう、一言一言を紡いでいます。本作品が世界中の人々の救いとなることを心から願っています。
『未ル わたしのみらい』は、現代を生き未来を作っていく若者世代に向けて制作された、とても創造的かつ現実的な課題を投げかける〈新しい時代の神話〉のような作品だと思っています。この素晴らしい作品の主題歌を担当することはプレッシャーでもありましたが、Elements Gardenの上松範康さんや竹田祐介さんと共に主題歌制作で携わることが出来たこと、そして大好きなV.W.Pのみなさんとご一緒できたことを光栄に感じています。ぜひ「愛詩」と共に作品をお楽しみください。
総合プロデュース : 植田益朗
「えーっ、ヤンマーがアニメを作る!?」まさにハンマーで頭を叩かれたような、衝撃を受けた。それもロボットアニメ!?いや、その上兵器も持ってない?武器を持たないロボットが!?
『機動戦士ガンダム』でアニメ人生をスタートし、まさかこの歳でまたロボットアニメを作ることになるなんて。
しかし、話しを聞くとあまりにもチャレンジングに取り組む姿勢、メンバーのやる気に、これは結構面白いことになるかと、今はかなりのめり込んでいる。
アニメ人生Last shootingになるかもしれない、このプロジェクトに参加している、花咲(HANASAKA)な自分をこの上なく幸せに感じております。